7割方気持ちよくなれるクソデッキ

MTGのスタンダードで気持ちよくなれるデッキを紹介しています。デッキの成功例とかを挙げてるtwitter(https://twitter.com/bye_alter)。デッキ構築とかドラフトをたまにするyoutube(https://www.youtube.com/@alter_mtgch)

アモンケットへの贈り物

今回のコンセプト

 

「アモンケットへの侵攻」から「最後の贈り物の運び手」を踏み倒す

 

 

デッキリスト

デッキ
3 最後の贈り物の運び手 (LCI) 94
2 怪しげな密航者 (MID) 80
6 島 (LTR) 265
6 沼 (LTR) 267
4 アモンケットへの侵攻 (MOM) 231
3 下水王、駆け抜け侯 (WOE) 97
4 墓地の侵入者 (MID) 104
2 三重の稲妻巨人 (LCI) 265
4 ファラジの考古学者 (BRO) 48
1 蝕むもの、トクスリル (VOW) 132
3 王国の未亡人、アヤーラ (MOM) 90
2 かじりつく害獣 (BRO) 101
2 帳簿裂き (SNC) 46
2 統合の福音者 (BRO) 209
2 腐敗した再会 (MID) 119
4 闇滑りの岸 (ONE) 250
4 地底の大河 (BRO) 267
1 不穏な浅瀬 (LCI) 282
3 難破船の湿地 (MID) 267
2 屍体洗浄屋 (SNC) 68

 

コンセプト説明

 今回の主役は「アモンケットへの侵攻」と「最後の贈り物の運び手」。

 

アモンケットへの侵攻:守備値4のバトル。戦場に出た時お互いのライブラリーを3枚切削する。その後、相手は手札を1枚捨てて自分は1枚引く。

ラゾテプの改宗者:「アモンケットへの侵攻」裏面。黒で4/4のゾンビであることを除いて墓地にあるクリーチャーのコピーとして戦場に出してもよい。

 

最後の贈り物の運び手:これが唱えられて戦場に出た時、これでない全てのクリーチャーを破壊する。墓地にあり、この効果で破壊されたクリーチャー以外の全てのクリーチャーを戦場に戻す。

 

 運び手の戦場に出た時の能力が、唱えられていることを条件としていることに注目した。ラゾテプは墓地にあるクリーチャーのコピーとして唱えることができるので、0マナで運び手の能力を発動させることができる。今回のデッキは「最後の贈り物の運び手」を「アモンケットへの侵攻」で踏み倒しつつ墓地にあるクリーチャーを一気にリアニメイトして勝つ!というデッキ。

 

 リアニメイトするクリーチャーとしては「蝕むもの、トクスリル」と「三重の稲妻巨人」を採用している。トクスリルは常在型能力が強力でありサイズは関係なく、稲妻巨人は基本スタッツが低い代わりに3個のカウンターが乗って出てくるので、コピーとして出した場合には7/7のサイズになることができる。どちらも贈り物の運び手がなかった場合のサブプランとして強力である。

 

 相手の墓地にあるクリーチャーもリアニメイトしてしまうので、ただ乗りを防ぐために「墓地の侵入者」「下水王、駆け抜け候」「腐敗した再会」を採用している。アモンケット表面の効果や相手のルーティング、コンバットで死亡したクリーチャーなど、無視できるものではなかった。

 

デッキの感想

 想像以上に成功させやすく強い。切削量も充分で運び手からはかなりのクリーチャーを一気に展開することができた。

 運び手の能力について。全体除去がついているのが偉すぎる。必死にリアニしたのに残っている相手クリーチャーに殴られて負けるという事故がないので、何も考えずに切削とアモンケットを打ち倒すことを考えていればよくなる。Φ門に近い感覚かな。

 

 墓地対策とアモンケットを打ち倒す目的で「墓所の冒涜者」を採用しないのか疑問に思われる方も多いだろう。今回採用しなかった理由としては重い、自分の墓地を追放したくないので相手依存になる、「統合の福音者」「帳簿裂き」の攻撃力が高くそのためだけに採用する必要がなかった、という理由で採用されていない。

 

 デッキコンセプトと「帳簿裂き」がかなりマッチしている。序盤は低マナ域のサポートを連打することでパーツや次に唱える呪文を探しながら目的のカードを墓地に送ることができる。アモンケットを設置した後も謀議でのサイズアップと飛行によって打ち倒すことに貢献してくれる。どのタイミングでもこちらの要望に100%応えてくれる。

 

 前回も墓地利用のデッキだったが、低マナ域のサポートカードが割と様変わりしている。前回は墓地にあれば何でもよく、似姿の物あさりでの再利用も容易だったために切削の量を重視している。今回は明確に墓地に送りたいカードと使いたいカードが湧かれているためルーティングを重視している。同じ墓地肥やしでも意外と差異が出るものだなとこのゲームの奥の深さを感じた。

 

あとがき

 前回と似た構成になるんじゃないかとドキドキしながら作ったけど、きちんと住み分けできていて一安心しました。今回の方がパワーもオススメ度も高いです。運び手にレア3枚切って下さいと言えるレベルです。

 最新セットのカードをもっと採用したデッキの方がいいんじゃないかと悩みつつ、使用感の分からないもののために不足しがちなワイルドカードを切ることができないでいます。今回のデッキでいくとコンセプトに近い2種5枚しか入っていないんですよね。レアリティ低いやつくらいは積極的に使っていきたいな。
 そういえばエクスプローラーの大会がありましたね。皆さんご覧になりましたか?私はご存知の通りエンジョイ勢なので3キルうおお!って盛り上がってました。知らないデッキを知れるのもいいけどよく知ったデッキが活躍してるのも嬉しいものですよね。まあとにかくMTGモチベ爆上がりしたので次のクソデッキも張り切っていきます!ちなみにデッキの案が全くございませんのでしばらくかかると思われます。気長に待って下さい。