今回のコンセプト
「受難の天使」と「苛まれし預言者、エルス」でダメージ&ドローを置換
デッキリスト
コンセプト説明
今回注目したカードは「苛まれし預言者、エルス」と「受難の天使」
苛まれし預言者、エルス:1ドローを2衝動的ドローに置換する。
受難の天使:自分が受ける1ダメージを2枚切削に置換する。
「苛まれし預言者、エルス」はドローを置換する。"ドロー"はしないためライブラリーアウトでの敗北をなくすことができる。このエルスの完璧な相棒が「受難の天使」。ダメージを切削に置換するので通常の攻撃ではライフが減らなくなる。この2枚を合わせることで負けない状態を作り出すのが今回のコンセプト。
想定している動きとしては、受難の天使でターンを稼いで墓地にエルスが落ちるのを待つ。ライブラリーアウトが見えてきたら墓地回収やリアニメイトからエルスを出して負けない状況を作る。さらに耐えつつ墓地を肥やして馬鹿でかいサイズになった「アーボーグのルアゴイフ」や「消化の泥塊」が殴って勝つ、というもの。
デッキの感想
意外と強い
インスタント除去1枚で詰む構築だから弱そうだと思いながら回したが、以外にも相手側が詰んで投了する場面が多かった。
エルスは序盤にプレイしてしまうと、以降手札を殖やせない上に追放領域に置かれたカードは次ターン触れなくなるため墓地利用とも相性が悪い。なので、受難の天使で切削したものをライブラリーが切れたタイミングでリアニメイトするという使い方に落ち着いた。ここで、切削のおかげで素引きしたくないエルスの採用枚数を絞ることができているのが無駄がなくてお気に入り。
受難の天使と世界の導管との相性がとても良かった。こちらは
①6マナ残しておくと黒黄昏で除去に対応できるようになるのでマナが余っていてもよい
②受難の天使とエルスが維持できている限り負けないので展開に時間がかかっても構わない
という理由から導管の制限が気にならない。また、大量に切削されるのでプレイできるカードの選択肢も通常のデッキに比べて増えるため、恩恵は最大限活かすことができる。
フィニッシャーとして採用しているルアゴイフはライブラリーが全て墓地に行った場合20/20以上のサイズで運用できワンパンで相手が死んでいった。最低2マナと軽いので序盤を凌ぐのにも大きく貢献してくれた。消化の泥塊は勝手に増えていくので盤面製圧力はあるもののサイズ上限も相まってルアゴイフの方が貢献してくれた。
受難の天使が軸となるシナジーが多く、エルス関係なくゴルガリ切削として戦っていけると感じた。今まで考えてきた死なないコンボの中では1番強いものができた。死なないコンボ好きの人はそのままで、そうじゃない人はエルスを抜いたらいいと思います。
機械兵団のデッキもいくつかやりたいデッキがあるので投稿すると思います。これからも見ていただけると幸いです。