7割方気持ちよくなれるクソデッキ

MTGのスタンダードで気持ちよくなれるデッキを紹介しています。デッキの成功例とかを挙げてるtwitter(https://twitter.com/bye_alter)。デッキ構築とかドラフトをたまにするyoutube(https://www.youtube.com/@alter_mtgch)

ジン=ギタクシアスの卵

今回のコンセプト

「生物光の卵」で「ジン=ギタクシアス」を変身

 

 

デッキリスト

 

デッキ

2 ジン=ギタクシアス (MOM) 65

1 シェオルドレッド (MOM) 125

4 生物光の卵 (VOW) 49

2 復讐に燃えた絞殺者 (MID) 126

4 共同魂の刃 (ONE) 42

1 裏切りの棘、ヴラスカ (ONE) 115

4 病的な日和見主義者 (MID) 113

2 黙示録、シェオルドレッド (DMU) 107

2 しつこい負け犬 (SNC) 97

3 アンデッドの執事 (VOW) 133

1 碑出告と開璃 (MOM) 228

2 不吉なとげ刺し (VOW) 112

2 堕落した確信 (MOM) 98

2 悪魔の意図 (BRO) 89

4 骨の粉砕 (M20) 92

2 敵意ある宿屋 (MID) 264

3 闇滑りの岸 (ONE) 250

3 難破船の湿地 (MID) 267

4 地底の大河 (BRO) 267

1 天上都市、大田原 (NEO) 271

1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278

4 島 (SIR) 282

6 沼 (SIR) 285

 

コンセプト説明

 今回のコンセプトは「共同魂の刃」で法務官達の変身条件を無視して変身させる、というもの。「魅せられた花婿、エドガー」で見かけることがあったが、今回その役割を担うのは「生物光の卵」と「復讐に燃えた絞殺者」の2枚。エドガーの場合、変身させるためのパーツだけで白黒青の3色が確定してしまう。その点、卵を使った場合は1色だけで完結させられる。

 

 というわけでの主役は「生物光の卵」と「ジン=ギタクシアス」。

生物光の卵:戦場に出たとき占術2。このクリーチャーを生け贄に捧げたとき、次の終了ステップの開始時に変身させた状態で戦場に戻す。

ジン=ギタクシアス:護法2。マナ総量が3以上でクリーチャー以外の呪文を唱えるたび1枚ドロー。7枚以上の手札がある時、5マナで「大いなる合成」に変身する。

大いなる合成:[1章:手札の枚数と同じ枚数ドロー][2章:ファイレクシアンではない各クリーチャーを手札に戻す][3章:手札から望む枚数の呪文をマナコストを支払わずに唱える]

 

 変身のやり方としては、ギタクシアスを共同魂で卵のコピーにした後生け贄に捧げる、または絞殺者のコピーにして死亡させる。

 生け贄に捧げる手段は「骨の粉砕」「悪魔の意図」「堕落した確信」「不吉なとげ刺し」「敵意ある宿屋」の5種10枚。大量に採用しているので生け贄手段に困ることはまずない。

 絞殺者にした場合は変身に際して相手のクリーチャーやプレインズウォーカーを対象にする必要があるので、対象がいなかった場合は変身せずに墓地に置かれてしまうので注意しなければならない。

 

 大いなる合成を活かすにはやはり3章の能力で重たい呪文を踏み倒せるようにしたい。ただ、変身条件を無視するため、1章のドロー能力に期待はできない。というわけで「悪魔の意図」を採用している。ギタクシアスを生け贄に捧げて変身させながら踏み倒したい重い呪文をサーチしてくることが出来る。

 

デッキの感想

 まずまずの強さ。4回に1回は変身できる。

 大いなる合成2章のバウンスが間に合えばまず勝てる。ただ、変身させることを意識しすぎたために踏み倒して強いカードがあまりなく、勝つときは物量差で勝っているような感じだった。

 今のスタンに唱えたら勝てるといったカードがないので難しいが、フィニッシャーは2種シェオルドレッド+ヴラスカ以外にも新たに採用した方がいいと思う。

 採用枚数の関係もありシェオルが変身することは少なかった。シェオルの3章意識で「踊り食い」ではなく「骨の粉砕」にしているのでシェオルの枚数を増やすのもあり。

 

 2章を間に合わせるための増殖要員として「裏切りの棘、ヴラスカ」を採用している。基本的には除去として使うことが多かった。死亡時誘発を許さない上に最終的に墓地に送られるのでシェオルとも嚙み合っている。

 

 黙示録の方のシェオルは相変わらず強い。ギタクシアスの1章や日和見主義者、ヴラスカなどとにかくドローできるようにしているので、ライフがもりもり回復していく。採用する前と後で明らかに勝率が変わった1枚。

 

 2回目以降の変身をする場合にはライブラリー枚数に気を付けること。(戒め)

 これは試作段階で気持ちよくなりすぎてセルフLOでの敗北が確定したアホの図。

 

 「病的な日和見主義者」のドロー能力が高い。生け贄とシナジーしているのでほぼ毎ターン誘発を狙うことが出来た。共同魂でコピーすることも多く、実質8枚採用。しばしばギタクシアスの変身条件を素で満たしてくれた。強制ドローなのでセルフLOにも貢献してくれた。

 

 今回のデッキも大味な試合が多くて楽しかったです。ギタクシアス君好きな作っても損はしない程度のデッキにはなっているかと。

 法務官変身が想像より簡単で可能性を感じたので青+赤,青+緑のもデッキ回してみたくなりました。よさげだったらまた紹介していきたいと思うので読んでいただければ幸いです。