今回のコンセプト
「謎の骸骨の事件」と「迷いし者の骸」を中心にビートダウン
デッキリスト
コンセプト説明
今回の主役というかエースは「謎の骸骨の事件」と「迷いし者の骸」の2枚。
謎の骸骨の事件:戦場に出た時に2/1のスケルトンを出し容疑をかける。容疑をかけられたスケルトンをコントロールしていなければ解明される。解明後は2マナで生け贄に捧げることでライブラリーから好きなカードを探せる。
迷いし者の骸:スケルトンに+1/0修正と速攻付与。自分のターン終了時に落魄していたなら1点のライフを支払って手札に戻せる。
「謎の骸骨の事件」が強いと思って考えたデッキ。2マナで2/1威迫のクリーチャーを生成できるので打点としてまずまず。さらに解明完了でサーチが行えるので、積極的に除去札を使わせたり相打ちをすることができる。このスケルトンを装備品などによって強化し、相手に無視できない存在にすることで、攻撃を通したり好きなカードを持ってくることで優位に立とう!というデッキ。
まず採用されたのが「迷いし者の骸」。スケルトンロードと速攻付与が偉い。さらに、解明完了後も相性が良い。事件を生け贄に捧げると落魄するので、任意のターンに手札に戻せるようになる。
装備品として採用したのは「血茨のフレイル」。本当は「高炉と前線の剣」「過去と未来の剣」の2枚を使いかったのだが、3マナで出して2マナで装備する、という動きが遅く感じたため不採用になった。血茨のフレイルは1マナで動ける上に、装備コストでカードを捨てれば落魄を達成できるため迷いし者とも相性がいい。
クリーチャーは「教団の徴募兵」や「肉なし剣闘士」といったスケルトンを中心に、「うなる大穀犬」「鍾乳石の追跡者」を採用した。犬はパワー2以下のクリーチャーが出るたび諜報1を行えるため、落魄に貢献しつつデッキの安定感を支えてくれる。追跡者は落魄シナジーのある1マナ1/1威迫。育てたり装備品を着けて生け贄に捧げることで除去にも使える。
デッキの感想
強い。ボロス召集意外なら大体戦える。迷いし者がスケルトンに速攻を付与してくれるので残り数点のリーサルを逃さない。
血茨のフレイルがかなり使いやすい強カードだった。落魄を達成できるので、迷いし者があればカードを捨てる効果がデメリットに感じない。完全に本体1マナ、装備コスト0マナの装備品として運用できた。
戦ってて1番楽に勝てるのは黒単orゴルガリのミッドレンジ。こちらのクリーチャーに威迫を持っているものが多いため3,4ターン目まではブロッカーを素通りできる。シェオルが出てくるターンにはマスブロにできることが多く、ライフゲインから巻き返されることもない。また、小粒クリーチャーしかいないため執念の徳目が脅威にならないという点も戦いやすかった。
コントロール系には微有利。おそらくボロス召集対策に採用されているであろう一時的封鎖がボロス召集よりもクリティカルに刺さるという問題はあるものの、それ以外の要素では勝ちやすい。
初手投了を検討するのがボロス召集。小粒クリーチャーを大量に展開されるため威迫持ちでもしっかりと止められる。こちらより早く展開し、全体強化も優秀なためほぼ勝てない。負けすぎたため対策として全体マイナス修整の「夜の棍棒使い」や、エンチャント破壊の「真実の抽出」を採用した。しかし依然としてガン不利。
もっとスケルトンあったらなあ。
ざっくり採用理由
謎の骸骨の事件:使いたい。
迷いし者の骸:スケルトンロード。
うなる大穀犬:諜報によるサポート。威迫持ち。
教団の徴募兵:スケルトン。1マナ2/1
血茨のフレイル:本体装備がどちらも軽い。容疑のかかったスケルトンを強化したい。
鍾乳石の追跡者:落魄シナジーで大きくなれる。除去も一応できる。
多汁質の頭蓋住まい:接死が偉い。堕落達成を目指せる。
大牙星団の襲撃:確実に2点ドレインできる。1マナ2/2威迫は偉い。
真実の抽出:一時的封鎖と先導者の号令対策。
長い別れ:除去が欲しい。1体なら割と無視して殴れるので重いやつは無視して3マナまでを確実に除去する。
肉なし剣闘士:スケルトン。
梅澤寿郎の生涯:2マナで打点を4点上げれてクリーチャーも付いてくるのがお得に感じた。
夜の棍棒使い:ボロス召集対策。奇襲持ちなので最後の一押しとして使いやすい。
あとがき
珍しく真面目なデッキを考えてみました。環境デッキに対してガン不利というのはランクマに潜るデッキとしてどうなんだ?という話はありますが、まあこれからの成長に期待ということで勘弁してください。
正直いつものデッキと毛色が違いすぎて投稿するに際しての恐怖心がいつもの比じゃなかったです。いつもだったらやりたいことやってるんだ文句あるか!って気持ちでいれるんですが、強いデッキを目指してる以上「は?クソ弱そう」と言われると何も言い返せませんしね。環境の理解なんかも足りてないと思うので穴だらけだと思います。
と、ここまででたくさん保険をかけたのでもう安心。
デッキ構築力とプレイングをもっと鍛えたいなと思っているので、これからはランクマで戦える"強い"ということを第一目標にしたデッキにもチャレンジしていきます。とりあえず毎月ミシック到達を目指します。