7割方気持ちよくなれるクソデッキ

MTGのスタンダードで気持ちよくなれるデッキを紹介しています。デッキの成功例とかを挙げてるtwitter(https://twitter.com/bye_alter)。デッキ構築とかドラフトをたまにするyoutube(https://www.youtube.com/@alter_mtgch)

世界魂から憤怒まで

今回のコンセプト

「世界魂の憤怒」で土地を伸ばして「世界魂の憤怒」でワンショット

 

 

 

 

デッキリスト

 

 

コンセプト説明

 今回の主役は「世界魂の憤怒」1枚だけ!

 

世界魂の憤怒:X赤緑のソーサリー。1つを対象としてX点のダメージを与える。土地X枚を手札や墓地から最大X枚をタップ状態で出していい。

 

 ダメージを与える対象に指定がないことと、土地を伸ばせることに注目した。土地を伸ばすという役割と、顔面にダメージを与えて勝つという2つの役割を持てる。その2つを余すころなく使った「世界魂の憤怒」でランプしてそのマナを「世界魂の憤怒」に使って勝つ、というデッキです。1枚で勝ちたい。とはいえ世界魂だけで勝つためには22マナも必要なので妥協案として「燃える都市」でダメージ効率を上げている。

 

 22マナ用意してやらぁ!というプランも一応考えている。「犯罪小説家」がいれば宝物が2マナ出してくれるので、「密造酒屋の隠し財産」と合わせると土地から出るマナを2倍にできる。宝物がターンを跨いでストックできることも相まって、22マナくらいなら意外と出てくる。

 

 世界魂はドローできないため手札から土地を出してしまうと、マナの使い道がなくなったり次ターン以降に土地を出せないということになってしまう。そこで、墓地に送りやすい土地としてファミリーランドと「道路脇の聖意」を採用。エンチャントを用意するのは難しいが、宝物によってアーティファクトは簡単に出てくるので1ドローにはなってくれる。

 

デッキの感想

 割と強い。本当に世界魂の憤怒だけで勝ったような試合もある。ファミリーランドの採用などデッキを寄せる必要があるとはいえグルールカラーのランプデッキにはマナ加速として採用するのはアリだと思う。

 3マナで土地1つ、4マナで土地2つ加速って普通じゃないですか。世界魂はなんとそれにX点ダメージが付いてくるんですよ。さらにさらに基本的にファミリーランドを戻すのでX点のライフゲインまでできるんですよ。弱いわけないというお話です。X=4でカルドハイムへの侵攻を打ち倒すか、相手のちょうどいいタフネスのクリーチャーを除去するということが多い。

 

 「カルドハイムへの侵攻」は土地とシナジーのあるドローソースとして採用していたが、それ以上の働きをしてくれた。

燃える都市があればリーサルを目指せる火力になるうえ、マナ加速のために打つ世界魂の対象にできるためかなり打ち倒しやすい。

 

 「実業的な悪党」がかなりいい感触。ファミリーランドが多く、勝手に落魄して勝手に宝物を生成するので、タップインによる動き辛さを大きく緩和してくれる。

 「犯罪小説家」と「密造酒屋の隠し財産」の組み合わせは好みなのだけれど、どうしても悠長になってしまう。カルドハイムへの侵攻の裏面にはあまり貢献しないことも含めて隠し財産は燃える都市と変えた方がきっと強い。

 

ざっくり採用理由

世界魂の憤怒:コンセプト。マナ加速兼フィニッシャー。

芽吹くゴブリン:土地サーチ。余ったマナをドローに変換。

実業的な悪党:ファミリーランドと相性の良いマナ加速。

答えの要求:ルーティング。3マナ2ドローでも悪くない。

魅力的な悪漢:ルーティング又はマナ加速。

犯罪小説家:宝物を2マナ出せるように。実質黄金架のドラゴン。

下生えの偵察者:ファミリーランドを使いまわしてマナ加速。

カルドハイムへの侵攻:引きたいしダメージ与えたい。

大勝ち:ルーティングかつ宝物生成。犯罪小説家がいればフリースペル。

家の焼き払い:盤面弱くなりがちなので全除去。燃える都市あればデビルで殺せる。

密造酒屋の隠し財産:マナをため込んで22マナに届かせる。

燃える都市:ダメージ3倍で必要マナを1/3に。他のカードの火力も上がるので素敵。

 

あとがき

 今回は終始地味な動きのデッキになるので、世界魂の憤怒強そうと錯覚してくれたらそれだけで本望です。

 新しいセットのプレビューが次々出てきてワクワクと締め切りに追われるような気持ちで落ち着いて見れないんですよね。次セットの圧に負けないよう頑張ります。

 

【実戦動画】※無編集

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