今回のコンセプト
「クルーグ公、ウルザ」と「揺籃の地の乱伐者」で無限トークン無限マナ
デッキリスト
デッキ
2 ケルドの急襲隊 (DMU) 136
4 さびれた浜 (MID) 260
2 クルーグ公、ウルザ (BRO) 226
5 島 (BRO) 271
5 平地 (BRO) 269
4 揺籃の地の乱伐者 (BRO) 198
4 恐怖のドールハウス (VOW) 255
2 大群退治 (MID) 41
4 戦闘急使 (BRO) 77
4 婚礼の発表 (VOW) 45
4 継ぎ接ぎ自動機械 (NEO) 254
2 知識の渇望 (NEO) 85
2 アダーカー荒原 (DMU) 243
2 信仰の繕い (MID) 221
2 高波エンジン (BRO) 81
2 戦闘の打破者 (BRO) 35
4 スパーラの本部 (SNC) 257
4 日没の道 (VOW) 266
2 岩石回収機 (BRO) 248
デッキコンセプト説明
今回注目したカードは「クルーグ公、ウルザ」と「揺籃の地の乱伐者」
・クルーグ公、ウルザ：アーティファクトクリーチャーに2/2修正。６マナで自分のコントロールしているアーティファクトを対象とし、1/1のアーティファクトクリーチャー版のコピーを生成する。
・揺籃の地の乱伐者：タップで自身のパワーに等しい点数の緑マナを加える。
ウルザは6マナで乱伐者のコピーを生成できるので、コピーに速攻付与しつつパワーを6以上にすることができれば無限に乱伐者のトークンを増やすことができる。パワーを大きくするために恐怖のドールハウス、速攻付与のためにケルドの急襲隊を採用。
理想的にはドールハウスで乱伐者を出す。次ターンにドールハウスでケルドを出し、ウルザの能力起動！という流れになる。
ウルザ、乱伐者、ドールハウス、ケルドがあれば無限達成となる。ドールハウスで出した乱伐者をウルザでコピーすると、ドールハウスとウルザの効果で最低パワーは5となる（基本スタッツ1/1+ウルザ2/2+構築物がコピー元と合わせて2体以上）。5マナ出せるので次のコピーのためには1マナ残しておけば充分で、２回目のコピー後は最低パワーが6となるので自己補完できるようになる。
マナを出すときには色マナに注意しないと、土地と乱伐者両方からマナが出せる時、自動支払いでは土地から優先して支払われてしまう。
デッキの感想
勝率は8割強。コンボが決まらなかった時にもウルザ、継ぎ接ぎ自動機械、高波エンジンなどの青白アーティファクトとして戦えた。
コンボ成立時に乱伐者のサイズをできるだけ大きくするために構築物を多く採用した。ただ、勝率を上げるならドールハウス以外でも戦えるようにしたほうが良さそうだった。特に岩石回収機や戦闘給仕は改善の余地があるように感じた。土地に関しても基本無色で緑or赤色をたまに欲しいという程度なので、多色のペインランドやスローランドではなく水晶の岩屋も選択肢に入れてもいいと思った。
乱伐者とウルザがいれば想像以上にマナが出るので、コンボに必要なマナは賄うことができた。
カード解説
クルーグ公、ウルザ
アーティファクトクリーチャーに2/2修正、6マナでコピー生成。資産の関係で2積みだが、4積み必須のように感じた。ワイルドカードを獲得し次第作ります。
揺籃の地の乱伐者
パワー参照のマナクリ。緑マナしか出せないが、無色のパーマネントや起動型能力に使うので困ることはほとんどなかった。
恐怖のドールハウス
墓地からリアニしつつサイズ修正する。1枚出していれば大体のクリーチャーを再利用できるようになるのでかなりのリソースを稼ぐことができる。
ケルドの急襲隊
出たターン中自身のクリーチャー全員に速攻付与。これの後に出てきたクリーチャーにも速攻を付与してくれるのが大事。これのおかげでコピーした乱伐者がすぐにマナを出すことができる。
信仰の繕い
2枚ルーティング+2点ライフゲイン。フラッシュバックを持っているので、少ない枚数でもルーティングとしての役割を十分に果たせる。
知識の渇望
手札増やせるルーティング。蘇生持ちや弱めのアーティファクトは雑に捨てられるので捨てるものには困らない。墓地にある必須パーツによって捨てる枚数を調節しやすいのが利点。
高波エンジン
構築物かつドローソース。構築物で強いカードとして雑に採用決定。強いと感じる場面は多かった。単体でもドローソース、ドールハウス出だした場合は、基本スタッツを変更できるので打点としてかなり強力、ウルザがいた場合はアンブロの打点増殖、と腐る場面がない。
婚礼の発表
トークン生成、ドロー、サイズ修正と幅広い性能。ドールハウスから乱伐者を出せなかった場合のロード手段として採用。ドローソースもしくはブロッカー生成手段として使用することが多かった。強いカードではあるが相性で言えばここも可変枠。
