今回のコンセプト
「回路の完成」からの「白の太陽の黄昏」で相手ターン終了時にダニ12体
デッキリスト
コンセプト説明
今回注目したカードは「回路の完成」と「白の太陽の黄昏」
回路の完成:このターンの間、自分はソーサリーをインスタントタイミングで唱えられる。次に唱えるインスタントかソーサリーを2回コピーする。
白の太陽の黄昏:X白白。Xが5以上ならすべてのクリーチャーを破壊する。その後X体のダニトークンを生成し、X点のライフを得る。
相手ターン終了時に回路の完成の後に白の太陽の黄昏をX=4で打つことで、12体のダニを生成する。全除去をかわせるうえ、戦闘フェイズも過ぎているので相手に対処させる隙を与えず奇襲的に毒殺をすることを目指している。
回路の完成を使いたかったが、火力呪文をコピーするなら5マナで2回コピーできてフラッシュバックを持つ感電の反復の方が優秀である。なので、明確に差別化できる点として、ソーサリーをインスタントタイミングで唱えられるようになる点を活かそうと考えた。相手ターン終了時にソーサリーを打つことの利点として相手のソーサリー除去をかわせる点を活かそうと思い、対処必須となる白の太陽の黄昏を採用した。
デッキの感想
強い。勝率でいくと6割くらい、コンボ成功は4割くらい。
やってることがかなり脳筋。とにかくマナコストを軽減して白黄昏を強く使うだけ。X=7とかの不本意な白黄昏で相手が爆発していくこともしばしばあった。
マナコスト軽減がステン、ウルザ、ジン、ヴァドリック、接合機の5種類あるのが安定感という面で素晴らしい。数枚除去されたとしても同じ役割のカードを出せばいいのでコンボパーツが除去されて終了、といういつもの展開にならない。
2マナと最も軽いステンがコスト軽減の対象が広い点が優秀。基本的にはインスタントを指定するが、3ターン目接合機に繋げたりバトルを軽減して横並びを助けることもできるので使い勝手が良い。3マナ残していれば除去耐性も持つので、序盤に出しても維持しやすい点も優秀。
回路の完成は召集のおかげでかなり唱えやすかった。召集付きの呪文でもその恩恵をあまり感じないことがあるが、これに関しては召集が強く働いていると思った。おそらく、インスタントなので相手の攻撃を見てから唱えられることと、システムクリーチャーか1/1のトークンしかいないので攻撃という選択肢が生まれ辛いからだと考えられる。
精神接合機を初めて使ったのだが、アーティファクトを破壊する手段のないデッキだったら出した瞬間に価値を確信できるレベルで強い。相手ターン終了時に唱えられるので打ち消されずらいし打ち消されたとしても次のターンに動きやすくなる。また、毎ターン勝手にカウンターが乗るので、試合が長引けば現状維持だけでどんどん有利になっていくというのが強力だと感じた。
「プレインズウォーカー、ウルザ」は+2能力でマナコストを軽減し、+0能力でトークン2生成できる。どちらも回路の完成白黄昏の流れを助けてくれると考え、「マイトストーンとウィークストーン」を採用した。しかし、合体することはなく、5マナ2ドロー以上の活躍をすることはなかったので、大勝ち等のドロースペルを増やした方がいいと思う。
あとがき
白黄昏が強いだけじゃねえか!など野暮なことは言わないお約束。
無駄に高いので作ってみるのはあまり勧められないです。毎度毎度人に勧められないデッキを作って何になるんだと思いながら作っているわけですが、自分で回してるときはちょっと楽しいし全カード集めてらっしゃる方の暇つぶしくらいにはなっていれば幸いです。
これからも基本的に勧められないと言いつつクソデッキを作っていくと思うので、これからも読んでいただけると作者冥利に尽きます。ここまで読んで下さりありがとうございます。ではまた次のデッキで。