今回のコンセプト
「紅蓮鎚、イモデーン」を火力呪文で増やしつつバーン
デッキリスト
コンセプト説明
今回注目したカードは「紅蓮鎚、イモデーン」
紅蓮鎚、イモデーン：あなたのインスタントやソーサリーがクリーチャー単体を対象としてダメージを与えたとき、その点数に等しいダメージを対戦相手にダメージを与える。
ここで注目したのは、対象のクリーチャーが自分のクリーチャーでも対戦相手にダメージが飛ぶという点。自分のクリーチャー１体を対象に火力を打ってもいい、つまりヴェズーヴァの複製術ですよ。イモデーンを対象に火力を唱えると複製術の効果でイモデーンがコピーされ、その後火力が解決される。すると、２体のイモデーンから対戦相手にダメージが飛ぶ。このデッキは、イモデーンを増やしつつ対戦相手にダメージを飛ばすデッキ。
２種類目のイモデーンとして「不機嫌な一匹狼」も採用している。昼の場合は自分に与えられたダメージにしか反応しないが、夜なら自分のパーマネントに与えられたダメージすべてに反応してくれる。トークンが両面に対応するようになったので、昼の時に増やしたトークンもコンボ時に夜にしておけば使えるのがありがたい。
デッキの感想
そこそこに強い。が、ウラブラスクとイモデーンを比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう。このデッキはマナを供給してくれる子がいないので、どうしても時間がかかってしまう。ただ、対象に取る呪文にインスタントが多いので、対戦相手の終了ステップに増やしきってしまい、攻撃しつつ「魔女後追いの激情」という動きは強かった。
１ダメージだけ与える呪文に明確な役割を持たせることができている点はこのデッキの地味に好きなところ。
エルドレインの森になって対象に取る呪文がかなり強化された印象がある。特に「魔女の印」や「コイン弾き」はドローしつつ対象に取れるということで二重にリソースを稼ぐことができる。
「燃えたぎるバイパー」がお気に入り。出来事呪文で対象にとれるカードでありながら、本体生物を増やせば３マナ以下の呪文を唱えるだけでなかなかのダメージを飛ばすことができる。出来事がインスタントだったら文句なしだったけどそれだと強すぎる気もするから仕方ない。
デッキ組みながらウラブラスクのデッキとほぼ同じやんって思ってたんです。だから簡単に決まるだろうとも。でもあれはマナとダメージを全てウラブラスクで賄えるのが大きくて、呪文の役割は対象に取りつつドローすることだけ。何なら途中からドローだけでよくなる。だからコンボ始動の段階で手札に呪文が２枚程度でもわりかしチェインコンボが成立してたんですよ。でもイモデーンは着地させた後に火力呪文を３回くらいは唱える必要がある。イモデーンはダメージ与えるしかできないからマナも手札も他でサポートしてあげないといけない。その差がコンボ成功率勝率に明確に表れました。
あとがき
今回のデッキは過去の自分を超えられていない気がするので満足いっていない。複製術からバーンするデッキではもうあれ以上を出せない気がする。
もうイクサランのファーストルックが出てるってマジですか。決戦の後にからエルドレインまではかなり長く感じたのでテンポ良くていいですね。とはいえあと１ヶ月半はエルドレインの森のデッキをどんどん生みだしていくつもりなので引き続き楽しんでいただければと思います。それではまた次回。
